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建設産業常任委員会で
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2005/05/21 (Tue)
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最低賃金の引き上げを願う請願の紹介議員として当委員会へ出向いた。岡山県では641円と、昨年1円引き上げられたが、誰しも1時間当りの賃金を引き上げ、暮らしを良くし、労働意欲と購買力の拡大で経済効果を挙げるということに反対はないはず。しかも時間給641円では月額10万にも満たない手取りとなり、とても生活できる状態ではない。私の説明に対して、小山議員からは、「しかるべきところに要求すべき。公的機関が、労働者代表も含めて論議し、決定したもの。」柴田議員からは、趣旨は理解するとしながらも、「時間1000円とも言われれば、経営者は困るだろう。具体性のない要求だ。しかるべき公的機関が決定したこと。」等の理由で、否定的な発言が出され、継続審議となった。労働者の賃金が上がれば経営者が困るとして、昨年より1円のアップでよいともいえる見解を示すとは、みんなの賃金を上げたくないのだろうか。私には市民代表とは信じがたい発言にしか思えない。
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