私は、4年前、約30年間勤めました、鴨方の山陽高校を退職し、皆さんのお力で、市議会へと送っていただきました。

退職を決意したとき、子供たちのまなざしに、後ろ髪を引かれる思いをしたことを、今でもはっきりと覚えています。

どんなに生活態度の乱れた生徒であっても、ジーっとそのまなざしを見つめると「先生、わしがんばっとるんじゃ、必ず卒業して、社会に出ても頑張るから」と語っていたことを思い出します。子供達の成長に、思いをささげてきた30年間でした。

その経験を生かし、次代を担う子供たちの、立派に生きたいという願いを、政治の場から、それに応えることに努力した毎日でした。

私は人生の三分の一、約30年間を教員として過ごしてまいりました。議員としてのこの4年間、子供たちの精一杯生きていこうとする、あの目の輝きを忘れたことは一日もありません。

子供たちの健やかな成長を願って、子供を非行に追いやる原因となること、健全育成上問題となること、たとえば玉野競輪場外車券売り場建設など、絶対に許すことができません。

私は今後も、子供たちの健やかな成長を願って、皆さんとご一緒に頑張っていく決意です。


樋之津倫子(ひのつ・みちこ)
日本共産党 笠岡市議会議員
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